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スマホで保存したメモが、管理外の別vaultにたまり続けていた
スマホの共有メニューから保存していた投稿や記事が、管理しているObsidianのvaultではなく、その隣にある管理外の別vaultに保存され続けていた。2026年9月15日に見つかり、64件を回収した。
原因
iCloudの同じObsidianフォルダに、管理下のvaultと並んで2つ目のvaultがあった。スマホの共有メニューは常にそちらを保存先にしていたが、本人はそこを単に「Inbox」と呼んでおり、Mac側のObsidianでは2つのどちらも開かれていなかった。
結果
スマホから集めたメモは、整理も検索もされない場所に置かれたままになっていた。消えてはいなかったが、知識ベースからは見えなかった。
対策
64件を不変のアーカイブとして取り込み、61ページにまとめた(2件は本文なし・空ファイルのため除外、1件は既存ページに統合)。取り込み中に見つかったUnicode正規化の違反31件と、改行入りのファイル名1件も修正した。
何が起きたか
スマホで気になった投稿や記事を見つけると、共有メニューからObsidianに送る。 あとでMac側の知識ベースに整理される——はずだった。
2026年9月15日、その送り先が管理しているvaultではなかったことが分かった。 iCloudの同じObsidianフォルダの中、管理下のvaultのすぐ隣に、2つ目のvaultがあった。 スマホの共有メニューは、ずっとそちらに保存していた。
現場の混乱
気づけなかった理由は、どこからもそれが見えなかったことにある。本人はその保存先を 「Inbox」と呼んでいて、ちゃんと受け箱に入っているつもりだった。一方Mac側のObsidianは、 外付けドライブ上のバックアップのコピーしか開いたことがなく、iCloud側の2つのvaultは どちらもアプリに登録されていなかった。知識ベースの管理ツールが見ているのは 片方のvaultだけで、隣に何がたまっているかを知らせる仕組みは無かった。
保存は毎回「成功」していた。エラーは一度も出ない。ただ、行き先が違っていただけだ。
似たことは前にもあった。この知識ベースを最初に作ったときも、ライブのvaultではなく バックアップのコピーの上に作ってしまい、あとで移し直している。 同じ名前、似た場所のvaultが複数あると、どれが本物かはすぐに曖昧になる。
原因
原因は、保存する側と整理する側が別々のvaultを見ていたことだ。スマホの共有メニューは 2つ目のvaultを保存先に選び、知識ベースの管理ツールは1つ目のvaultだけを扱っていた。 両者をつなぐものも、「管理外の場所にメモが増えている」と教えてくれるものも無かった。
対策
2つ目のvaultにあった64件をまず不変のアーカイブとして取り込み、そこから61件をページ化した。 2件は本文の無いブックマークと空ファイルだったので除外し、1件は既存のページに統合した。 テーマ別の目次ページを4本新設し、既存の9本を更新した。整理済みのソースは277件から338件になった。
取り込みの途中で、別の問題も2つ見つかった。スマホ由来のファイル名31件が Unicodeの正規化形式NFDになっていたことと、改行の混じったファイル名が1件あったことだ。 APFSは正規化の違いを同じ名前として扱うため、そのままではリネームできず、 一度別の名前を経由して直した。
教訓は単純だ。入口と整理先が別の場所になっていないかを確かめる。 「保存できた」は、「管理されている場所に保存できた」とは限らない。
出典
- 運営者自身が起こした事故の一次記録です。外部に公開された元記事はありません。