Blackbox Blast
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編集の基準

深刻度の基準

各事故の「重大・中程度・軽微」と10点満点の点数は、この基準で決めています。情報をお寄せいただくときは、下の3つの観点が分かるように書いていただけると、より正確に格付けできます。

判定の3つの観点

  1. 影響の範囲被害は自分の手元だけか、利用者・顧客・第三者にまで及んだか
  2. 元に戻せるか消えたもの・漏れたもの・払ったものを取り戻せたか
  3. 気づくまでの時間発生から気づくまで、どれだけの間そのままだったか

3つの区分

重大点数 8–10/10

取り返しがつかない、または第三者に悪用されうる状態にあった

当てはまるもの

  • 実在の利用者や顧客のお金・個人情報・データに、実際の被害が出た
  • 消えたデータや送られた情報を、元に戻せない
  • 秘密情報やシステムが、気づくまでの間、第三者に悪用されうる状態にあった(実害が確認されていなくても含む)

掲載例

  • カード情報の大量窃取
  • APIキーがGitの履歴に平文で残った
  • 解約したドメインを公開サイトが読み込み続けていた
中程度点数 5–7/10

実害はあったが範囲が限られ、手間をかけて元に戻せた

当てはまるもの

  • 被害は運用者自身の範囲にとどまり、復旧できた
  • ただし復旧に時間や費用がかかった、気づくまで日単位かかった、または安全装置が黙って外れていた
  • 他人の判断や手続きに影響したが、訂正できた

掲載例

  • 定期ジョブが5日間黙って止まっていた
  • APIキーがログに表示され、すぐ差し替えた
  • 読み取り禁止の設定が黙って無効になっていた
軽微点数 1–4/10

影響が小さく、すぐ気づいて短時間で戻せた

当てはまるもの

  • 作業の中断・やり直し・利用上限の消費などで済んだ
  • 気づくまでが短く、元に戻すのも簡単だった
  • 実害が出る前に防げた(ニアミス)

掲載例

  • レビューの並列実行で利用上限を数分で使い切った
  • ページ翻訳で画面が壊れた

区分の中の点数は、3つの観点のうち当てはまるものが多いほど、また影響が広く長いほど上の端に寄せます。

補足

  • 検証環境や研究者の実証で、実在の利用者に被害が出ていないものは「起こりえた被害」で判定し、実運用より1区分下げてよい。
  • 報道だけで確かめられない事故(未検証)は、報道された内容で判定し、記事に「未検証」と明記する。
  • 原因と対策が具体的に書かれているほど判定が正確になる。投稿では3つの観点を書いてもらえると助かります。